たゆたふままに

「秘密」上・下     ケイト・モートン   青木純子/訳

a0021110_17370426.jpg

「忘れられた花園」に「リヴァトン館」、どちらも面白かったけれど、三作の中ではこの「秘密」がいちばんだ。

主人公はローレルという女性だが、あるときはローレルの母親ドリーであったり、母とかかわりのあった人々が主人公となり、時代を飛び越えて語られていく。舞台はイギリスとオーストラリア、大きな戦争をはさんで、いくつもの人生が交錯していく。

2011年、国民的女優となったローレルは、入院している母の病状が思わしくないという知らせを受け取る。兄弟姉妹で相談し、最期は自宅で看取ろうと病院から移すことにした。ローレルは休暇を取り、思い出していた。16才の時、母のドリーが男を刺し殺すという事件を目撃してしまったときのことを。あれは夢だったのか、事実であるならばあの男は誰だったのか、その後事件はどうなったのか。真実を知りたいと思っていたある日、一枚の写真と出合う。それは動けない母に頼まれて、妹が探し出したものだった。見たことのない母と知らない女性が親しげに写った写真だった。その写真と母が大事にしていたもの、母を知る人や、のこされた手紙を手掛かりに、遠い遠い時空へと旅立つ。というストーリだ。

いやー、久々面白かったです♪



画像は春先の隅田川、桜の季節が終わった週末の隅田川、風が強かったー!



[PR]
by yuhu811 | 2018-06-21 18:05 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード