たゆたふままに

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「こくぼ。はじめました」     ゆぴ

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昔住んでいた家の近所の本好きな奥さまが、「漫画の読み方が分からなーい」と言うのを耳にしたときは、えっっ!?!と絶句したけれど、久々に漫画本を手にしてみると、たしかに文字だけの本とは何かノウハウが違うぞ!しかも文字が極小で・・・・漫画の読み方忘れちゃった~!と一瞬冷や汗をかいたが、目のピントがビシッと合えばもう大丈夫、ノウハウなんて、ないないと一気に読んだ。

本にはゆぴさんがフレンチブルドッグの王子さまと出会ってからの愛おしい日々がパンパンにつまっている。我が家の王子は猫だけれど、うんうん、わかるぅ~とか、それ一緒だわ!とか頷きながら、我が子への(ペットですけど^^)愛が深まってしまう。それにしても、大家族の中で暮らしているこくぼくんは、幸せだな~。

ブログこくぼ。はじめましたがもとになっている。



画像は2014.5.都内のとある八百屋さんのフレンチブルドッグくん
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by yuhu811 | 2014-06-05 16:31

「オレって老人?」    南伸坊

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まだ肌寒いある日、京浜東北線に乗っていた。何処へ行ったかはすっかり忘れたが車内は数人が立っているという具合で、座席はほぼ満席。私はその席のひとつに座っていた。東十条だか上中里だか、或いは田端だったかもしれないが、車両が駅に停車して扉が開くと、夫婦連れが乗りこんできた。すると、私の隣に座っていた男性が席を立ち「どうぞ・・・」と言ったかどうだか?それも忘れたが隣の車両へ移って行った。ご夫婦のひとりに席を譲ったのだ。老人と判断したからだろう・・・。そして、そのとき老人と判断された男性の発したセリフが面白かった。「オレってそんなふうに見えるかな~?」である。まさにこのタイトルだ。ある程度長生きすることができた人は、いつかはきっと言ってしまうであろうセリフのひとつだ。傍に立つ奥様はふふと笑うばかりであったが、私は大きな声で、「はい!しっかり見えますよ~」と答えてしまいたくなる衝動を抑えるのに一生懸命だった。

そんな面白可笑しいお話が詰まっている、身につまされながらも笑える本。伸坊さんも面白いけど、奥様もなかなかのもの。人生楽しくするために見習いたいけど、難しいだろうな。



画像は本文とまったっく関係ないけど・・・・2014.3.8.東京都内にて、
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by yuhu811 | 2014-05-28 18:04

「自殺」     末井昭

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何年か前に、明るい自殺の本を書いてほしいという依頼があったそうだ。それは末井さんが6歳のとき、母親が若い男とダイナマイト心中したからだろうという。体にダイナマイトを巻いて吹き飛んだのだ!あまりにドラマティックで驚きだ。そういう依頼があってからもしばらく書けずにいたそうだが、311の震災後、自分も何かしなくては!?と思い立ち書き始めたという。
私が初めて自殺という言葉を聞いたのはまだ10歳にも満たない頃。父の仕事関係の小父さんが不渡りをだして自殺したというときだ。子育て時代にはお世話になった人の連れいがやはりお金で自殺した。また電車での飛び込みを目にしたり、身近には未遂者も居たりする。そういえば私にも身近な問題かも?と、この本を目にしたときに気づき、読んでみようと思った。もちろん自殺を勧める本ではない。温かな文章が心に沁み込み肩の力が抜けていく。世界は知らないことばかりで広く深いのだなー。



画像は2014.3.8.東京都内にて
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by yuhu811 | 2014-05-28 17:11

「緑衣の女」    アーナルディル・インドリダソン

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舞台は北欧のとある町、住宅建設地で古い人骨の一部が発見される。事件か事故か?エーレンデュルの捜査が始まる。以前読んだ「湿地」同様こちらも魂の殺人が描かれる。暴力と脅しで支配する男と傷だらけになりながらもそこに留まる女と子どもたち。凄まじい暴力を受けながらも、母は子どもを愛したし心の奥は自由だったのだろう。ミステリーだから詳しく書かないが、こういう悲劇は事実日本にもあったし今もあるだろう。物語の女の名前は母親としてしか語られないが、最後の最後に母親の名前が知らされると、ひとりの人としての明りが点されたように感じらた。静かな感動とともに本を閉じた。



画像は2014.3.8.東京都内にて、春先だというのに枯葉が舞っていた
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by yuhu811 | 2014-05-28 16:29

箱根の驚き

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箱根はエヴァンゲリオンの聖地らしい。知らなかったー、エヴァについてもほとんど知らないのだけれど、物語に出てくる第三新東京市というところが箱根なのだそうだ。その気配、どこかにあるのかと箱根湯本の街中を少し散策してみた。確かに、エヴァの絵がえがかれたクルマを一台見た。けれど、他に記念碑的なものは特になく、こんなものを発見!↓
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↑ゴミの集積所の真ん中に盆栽だろうか?!おぉ素晴らしい~!ほっとするなー、ゴミを出すときにも心に潤いを。。。。かな?遅いお昼は有名な湯葉丼屋さんに入った。湯葉丼はもちろん美味しかったのだけれど、ここでも驚きに出合う。
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それがこちら。。。。↓ゴジラ、この雄叫びが聴こえてきそうな躍動的なゴジラに見入っていると、これを描いた人物は小学二年生だと教えられた!えっ、なんとー!これで湯葉丼の味が吹き飛んだ。
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驚くことがたくさんあった箱根だったな~。




2014.4.3.神奈川県にて
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by yuhu811 | 2014-04-15 15:39

箱根、それから

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前日の夕方から降り出した雨は、止みそうな気配をみせながらも、だんだんと強くなっていった。この日は成川美術館へ行った。ここではちょうど平松礼二展開催中!これがこれが素晴らしかった。何度も何度も胸が熱くなった。
モネへのオマージュという企画展でモネの池を描いたものを中心に展示されていたのだが、平松礼二さんの傍らには、いつも若冲の雀がいるそうで、その雀をモネの池のあちらこちらに自由に飛翔させているところが驚きでもあった。本当に来てよかったな。二日間とも富士山は姿を見せなかったのだけれど、しっかりこの世界を観よ!と言っていたのだと確信。

堀文子さんの作品にも、もちろん会えたのだけれど、観たいと思っていた「トスカーナの花野」の展示はなく少し残念だった。年4回の展示替えをするそうだから、何度も訪問しないとなかなかその思いは叶わないのだろう。近いといえば近いのだけれど遠いと思えば遠い箱根、今回は贅沢な二日間だったなーと大満足。胸一杯で帰宅後は、かなりぼぉーっとしている。



画像は、2014.4.3.神奈川県成川美術館前庭にて
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by yuhu811 | 2014-04-15 15:06

箱根へ

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四月の初めに箱根へ行っていた。ポーラ美術館へ行ってみたかったのだ。4月6日まで「ルノワール礼讃」という企画展を観たいというのもあったのだけれど、どちらかというとポーラ美術館という場所に行ってみたかった。美術館は木立の中にそれほど目立つという訳でもなく建っていた。後で知ることになるのだけれど、ここはちょうどすり鉢状の土地になっていて、その形状を利用して作られた建物だそうだ。だから道路から見ると低層に見えるのだが、下に降りていく感じで3階建になってる。外光をふんだんに取り入れた建物の中央部分は、地下二階から一階までが吹き抜けになっていて、開放的で心地よい。

ルノワールにボナール、キスリングにローランサン、シャガールにドガ、マティス、モネ、レオナールフジタの作品にも会えた。ガレのアールヌーボーにも目を見張った。見応えがありすぎて半日ではキツかったけど、来てよかったー、こんな場所に展示されている作品たちは幸せだなー。夕暮れが気になり森の遊歩道まで行けなかったのが心残りだけれど、美術館の入り口に立つ小さな彫刻「雪の子Ⅰ」に、また来るね!と挨拶してバスに乗った。



画像は板東優「雪の子Ⅰ」、2014.4.2.神奈川県
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by yuhu811 | 2014-04-14 17:57

狩りの季節

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サクラと本と福太郎、そんな日々を過ごしていたら、四月も半ばとなっていた。暖かくなってくると、福太郎にとっては狩りの季節の到来だ。狩場は庭限定なので、獲物はツマグロオオヨコバイにカナヘビというところだが、たまにキジバトやスズメも狙っている。これは上手くいかないし、上手くいってほしくない。というのも後の始末がちょっと~・・・・だから。ツマグロオオヨコバイは青草の味がするのか?美味しそうに食べてしまうのだが、カナヘビは甘噛みをして家に持ち帰り、決して殺さず、いたぶるのがお好みらしい。キジバトやスズメも、きっとお持ち帰りのコースを辿るに違いない。狩りの腕があがらないのを祈るばかりなり。



2014.3.自宅にて
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by yuhu811 | 2014-04-14 17:03

ぽかぽかの春が来た

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ぽかぽかの春が来た。と思ったら、きょうはそれを通り越し、日差しが痛いほどだ。近所のサクラが一輪二輪、咲き始めたではないですか。画像はウメの花だけど、週末には景色が一変するかもなー。

桜の花の咲く前に鶴見線、と友人と話していたがすみません。。。。桜がひと段落してからにいたしましょう。



画像は、2014.3.4.さいたま市にて
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by yuhu811 | 2014-03-25 18:22

「あん」     ドリアン助川

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若い頃、あんはつぶあんと決めていた。それが五十を過ぎたあたりから、いえいえあんはこしあんでしょ!と、すっかりこしあん派になっていたのだが、この頃またもつぶあん派になってきた。ふっくら炊いたつぶつぶあんこに魅了されている昨今なのだが、そんな味わい深いあんのようなお話である。あんこのレシピ本ではない。桜の木の前に建つどら焼き屋で働く千太郎という青年の前に、あるときアルバイト募集の張り紙を見た76歳の吉井徳江という女性がやってくる。桜とあんと囲われた世界がキーワードとなり、思わぬ世界が広がっていく物語。・・・私たちはこの世を観るために、聞くために生まれてきた。この世はただそれだけを望んでいた。・・・という一連の件に勇気づけられる人は多いと思う。



画像はサクラではなくてウメだけど、2014.3.4.さいたま市にて、
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by yuhu811 | 2014-03-18 16:46