たゆたふままに

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「櫛挽道守(くしひきちもり)」    木内昇

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櫛挽きの家に生まれたお登勢が後継ぎとして認められるまでの、長い長い月日を描いたもの。舞台は幕末の木曽で、女は嫁いで子を産むものという時代であった。が、諦めず、また幕末という激動の時代に振り回されずに生きていく。自分をみつめながら苦しい道を歩いていくことになるのだが、その過程で自分とは違った生き方や、理解できなかった人へも心を寄せることが出来るようになっていく。所々に描かれる、櫛挽きのリズムも心地よく、静かな感動を味わった。装丁もしっくりきた本。



画像は、2014.9.18.埼玉県にて、
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by yuhu811 | 2014-09-29 17:55 | Comments(4)

「永山則夫 封印された鑑定記録」    堀川恵子

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1968年(昭和43年)10月から11月にかけての26日という間に、4人が射殺されるという事件が起きた。その事件を起こしたのが当時19歳だった永山則夫である。永山は1997年に刑が執行された元死刑囚だが、遺留品の中に精神鑑定書が残されていた。それが、石川義博医師による精神鑑定で、裁判では採用されなかった鑑定書だった。その鑑定書を丁寧に紐解き、採用されなかった経緯とともに、なぜ?どうして刑を犯したのか?という疑問を探っていく。家族という密室の中で営まれるものや、同じ環境にいたとしても育まれるものは個々違ってくるわけ等々考えさせられる内容だ。また最近では裁判員制度の導入により、刑の厳罰化と執行が速まったと著者は言う。原因を丁寧に探らずに、ベルトコンベアのように処分してよいものなのだろうかという疑問を投げかけている。



画像は2014.7.29.神奈川県にて、
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by yuhu811 | 2014-09-29 17:15 | Comments(0)

やっとさっ、、やっとさっ、、

すっかり季節が秋になりましたが、♪ やっとさっ、、やっとさっー、、♪、、のかけ声を思い出しながら、やっとさっ、やっとさっ・・・
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。。。。。お世話になりましたみなさま、ありがとうございました。。。。。。


2014.8.27.東京都にて
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by yuhu811 | 2014-09-29 15:41 | Comments(2)

大塚の阿波踊り

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8月23日に文京区の大塚というところで、阿波踊りがあった。もう、ひと月も経ってしまったが、快晴の本日、しっかり集中、現像完了。阿波踊りは予想外のダンシングで撮影も楽しかったのだけれど、体力消耗した~、現像も然り。。。。夏の疲れか。。。



2014.8.23.東京都にて、
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by yuhu811 | 2014-09-26 17:29 | Comments(0)

「笑い三年、泣き三月」     木内昇

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戦後、焼け野原となった下町で、懸命に生きる人々を描いた物語。話は、上野駅のプラットホームに善造という男が下りたつところから始まる。そこに、活字中毒の笑わない孤児武雄、戦前映画を作っていたという男たち、さらに日を追って、踊り子が加わり、カメラマンだったという男が加わって物語は膨らんでいく。そういった大人たちとのかかわり合いの中で、やがて、武雄は自分の未来について考えることが出来るようになっていく。魂の再生というのかな。。。
また、ここに書いてしまうとお楽しみにならないので書かないが、映画を作っていた杉浦が言う、モノを作って広く社会に発表する人として考えるべきことや、写真について語るカメラマン大森の言葉や、武雄が善造を撮った時に思ったこと等々、心に響く台詞が多く、また読みたい本のひとつ。



画像は2014.9.12.埼玉県にて、ツユクサ
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by yuhu811 | 2014-09-21 16:58 | Comments(0)

「夜の虹の向こうへ」    高砂淳二

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見えないレールに導かれるようにして、ハワイで出合った、夜の虹。ハワイではそれを「最高の祝福」というそう。その祝福から始まる不思議に満ちた旅の話が夜の虹の写真とともに収められている本。写真も驚きだけれど、高砂淳二さんと虹との何度もの出合いに驚く。目に見えない大いなる力があるのかもしれない。。。。



画像は2014.9.18.埼玉県さいたま市にて。。。見沼の散策路にそっと置かれていたアロハを感じた椅子、2脚。。。
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by yuhu811 | 2014-09-21 15:29 | Comments(0)

「フォトミュージアム 地球の夜 空と星と文化遺産」  

シュテファン・ザイブ+ゲルノート・マイザー+ババク・A・タフレシ:編者
武井伸吾:日本語版監修  高木玲:訳

昨年夏になる前に、コニカミノルタギャラリーで、星の写真展を見た。「地球の夜」と「ニュージーランドテカポ展」だ。会場では写真や映像による驚きの光景が広がっていた。夏になると、日本の満天の星空を娘たちと体験することが出来た。そして夏が終わる頃、この本を見つけた。見つけたのが誕生月だったので、家族に贈りものとしていただいた思い出深い本でもある。デカポではなく、「ザ・ワールド・アット・ナイト」(略してTWAN)のメンバーが、世界各地の夜空を捉えた写真集。国境を越えて広がる世界の夜空はTWANのホームページでも楽しめるので、ぜひどうぞ。

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画像は、月だか街灯だか分からないが、2014.9.9.のスーパームーンを部屋から撮ったもの。。。。f^_^;


テカポはニュージーランド南島の小さな村で、星空の下にいると、まるで宇宙に浮いているみたいに感じられるそうだ。この星空を世界遺産にしようという取り組みが行われている。以下は、ユーチューブからテカポの星空。。。



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by yuhu811 | 2014-09-15 16:50 | Comments(0)

「Genesis」     Sebastião Salgado

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ブラジルの写真家、セバスチャン・サルガドの写真集。地球上の多様な命の輝きと驚きにあふれた本。未知との遭遇の連続で、見ていると、心の奥の方から何かがふつふつと動き出す。たとえば、しぼんでしまった気持ちに、また空気が送り込まれるような・・・・そんなカンジ。うまく言葉に出来ないが、見るべし!



画像は、2014.8.30、東京都内公園にて、タムラソウの蜜を吸うぼろぼろになった揚羽蝶
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by yuhu811 | 2014-09-15 15:25 | Comments(0)

ヒガンバナ咲く

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日が差せば肌が焼けるようだけど、日陰に入れば涼やかで高原の夏のよう。例年に比べると格段に過ごしやすい9月だ。さわやかな風に誘われて散策路を行くと、ヒガンバナがもう咲いている。ひゅるひゅるの花弁からすらりとのびた蕊が面白い。と眺めていると、刺された。70年ぶりのデング熱で、蚊に注意!というけれど、なかなか難しい。



2014.9.12.埼玉県にて
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by yuhu811 | 2014-09-14 17:46 | Comments(0)

サガリバナ 初見

8月末に友人と神代植物公園に行った。ふらりと入った温室は改修工事で間もなく閉館に入るという。そこににあった熱帯の夏の夜に咲くというサガリバナ。行ったこともない、熱帯の地の闇を想像しながら、生身の姿に魅入った。
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2014.8.30.東京都
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by yuhu811 | 2014-09-14 15:15 | Comments(2)