たゆたふままに

南部領辻の獅子舞(2016・5・15・神社奉納)

十年ぶりくらいだろうか、見沼の散歩道にある鷲神社の獅子舞「南部領辻の獅子舞」に行ってきた。春には村まわりというのがあり一緒に歩いてみたかった。そう思ってから何年も経ってしまい、ようやく・・・である。謂れなどとともに記録しておきたい。

江戸期、日光御成街道が通るこの地区は辻村といい大門宿の定助郷をつとめた。現在は南部領辻というが南部領というその由来については諸説ある。鎮守は鷲大明神、後に字西原の雷電社・字原山の稲荷社・字辻の稲荷社が合祀された。獅子舞は平安時代、武将で笛の名手でもあった新羅三郎義光(源義光)が、兄の八幡太郎義家(源義家)を助けるため奥州に下向した。その際、軍兵の士気を鼓舞するために行われ、これを鷲神社に奉納した。それを土地の者が習い覚えて今日に伝えたとされている。舞は「竜頭の舞」ともいわれ龍が天を舞うように地を這うように、華麗で勇壮な舞である。(南部領辻の獅子舞保存会パンフレットより)
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一行は天狗を先導に弓持ち、御幣(お守り)を持つ世話人、花笠を付けた笛方の二人と簓を受け持つ二人、大夫獅子、女獅子、中獅子の十人で成り立っている。獅子舞の演目は、1上げ、2街道下り、3おかざき、4かんだし、5中獅子の出端、6左右の舞、7小舞、8入れ違い舞、9大夫の出端、10角こき、11獅子の唄、12掛かり、13お神楽、14かくれんぼ、15けんれろ、16礼、17さらば、と続く。全体で1時間15分。
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獅子唄は古くは十二種類ほどあり、その場の状況に合わせて歌ったとされるが、現在は「千早振る神の生垣に松植えて松もろともに氏子繁昌」が歌われている。
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奉納は5月15日に近い日曜日(道響祭)、10月15日に近い日曜日(例祭)に行われている。以前は12月の酉の日(酉の市)にもあった。(埼玉の獅子舞より)

ここで一行は獅子宿に戻り、午後からの村まわりに備える。




2016.5.15.埼玉県さいたま市にて、






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by yuhu811 | 2016-12-17 15:08 | Comments(2)
Commented by kazu-m at 2016-12-17 22:01 x
ウオ!
思ってた獅子舞とぜんぜん違う獅子に驚きです。
頭には鳥の羽根を付けてるのでしょうか?
子供も参加されてる様子で、伝統が受け継がれるといいですね。
Commented by yuhu811 at 2016-12-18 17:21
kazuさん、驚いてくれてありがと~♪
私も初めて見たときは「キャッ!」思いましたから~^^。
鳥の羽根は獅子頭についています。かっこいいでしょ~。
舞うたびに黒い羽根の上で七色の光が動いて魅了されます。
ここの獅子舞は、残念ながら子供は参加していないんです。
女獅子が男獅子よりも小さく見えるかもしれませんが
獅子頭をとるとかっこいい若手の男性でした!!!^^
>伝統が受け継がれるといいですね。
はい、昭和44年に途絶えちゃうんですが平成11年に保存会が結成されたそうですよ。
ぜひこれからも続くことを祈ってます。