たゆたふままに

「寡黙なる巨人」     多田富雄

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2001年に脳梗塞で倒れたときの生死の彷徨いで見たものやリハビリの苦しい日々を克明に綴ったもの。しゃべれない歩けないという苦悩の日々だが、あるとき自分の中に”寡黙なる巨人”を発見する。この思い通りにならない鈍重なる巨人とともに生きていこうと決心し、表現し社会に参加することの喜びが語られていく。リハビリは人間の尊厳の回復である。美を言葉に置き換えて解釈しようとするのは愚である。などなど印象に残った。

画像は2015.2.4.埼玉県新座市にて、平林寺の樹齢500年という高野槇(こうやまき)
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by yuhu811 | 2015-02-17 15:32 | Comments(0)