たゆたふままに

「自殺」     末井昭

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何年か前に、明るい自殺の本を書いてほしいという依頼があったそうだ。それは末井さんが6歳のとき、母親が若い男とダイナマイト心中したからだろうという。体にダイナマイトを巻いて吹き飛んだのだ!あまりにドラマティックで驚きだ。そういう依頼があってからもしばらく書けずにいたそうだが、311の震災後、自分も何かしなくては!?と思い立ち書き始めたという。
私が初めて自殺という言葉を聞いたのはまだ10歳にも満たない頃。父の仕事関係の小父さんが不渡りをだして自殺したというときだ。子育て時代にはお世話になった人の連れいがやはりお金で自殺した。また電車での飛び込みを目にしたり、身近には未遂者も居たりする。そういえば私にも身近な問題かも?と、この本を目にしたときに気づき、読んでみようと思った。もちろん自殺を勧める本ではない。温かな文章が心に沁み込み肩の力が抜けていく。世界は知らないことばかりで広く深いのだなー。



画像は2014.3.8.東京都内にて
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by yuhu811 | 2014-05-28 17:11 | Comments(0)