たゆたふままに

「等伯」     安部龍太郎

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戦国時代から安土桃山を生きた絵師・長谷川等伯の物語。長谷川春信から等伯へ、画くこと生きることに苦悩しながら「松林図屏風」へと到った長く厳しい道のりが描かれている。それにしても長谷川等伯の生涯はドラマティック。最終章の最後の最後に、ふふっとできて、扉を閉じると、ゆっくりと温かな余韻が身体の中に広がっていく。また、人は何故美しいものを見たいのか、心を震わせたいのか、そのヒミツのひとつがこの本の中にあった。

松林図屏風は、来春1月2日から1月26日まで東京国立博物館本館2階に展示されるそうです。




画像は2012.11.新潟県にて、
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by yuhu811 | 2013-11-15 17:44