たゆたふままに

「55歳からのハローワーク」     村上龍

a0021110_12591788.jpg

結婚相談所、空を飛ぶ夢をもう一度、キャンピングカー、ペットロス、トラブルヘルパー、の五つからなる作品。主人公はみなどこにでもいるごくごく普通の存在だ。共通項は、定年をむかえた或いはむかえようとする人々であるということと、飲み物である。それぞれの主人公の一生懸命に生きる姿を、それぞれが大切にしている飲み物で5編をつなげているところが面白い。読後は明るい気持ちになれる。「限りなく透明に近いブルー」や「コインロッカーベイビーズ」は読まなかったけれど、こういう本も書くんだなと意外に感じた一冊。




画像は、2013.9.東京都日比谷公園にて
[PR]
by yuhu811 | 2013-09-19 13:16