たゆたふままに

「旅の絵本Ⅰ~Ⅷ」      安野光雅

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この本が初めて出版されたのは1977年のこと。見聞を広めるためではなく迷うために旅に出た、迷ったときには必ず何かを見つけることが出来るのだ、と安野さんはⅠとなる「旅の絵本」のあとがきに書いている。そして国から国を歩いて見つけた世界はつつましく美しいものだったと。Ⅱとなる絵本は1978年にイタリヤ編をイエスキリストを絡めつつ描いている。Ⅲは1981年に世界で一番美しい村をもつというイギリスを、Ⅳは1983年にアメリカの歴史を辿っている。Ⅴは2003年に芸術の国スペイン編を、Ⅵは2004年にアンデルセンの世界とともにデンマーク編を、Ⅶには縦書きで中国編を2009年出版した。そしてⅧ、ようやく日本編が出版されたのが今年2013年5月のことで、実に36年にも及ぶ大事業というか大長編絵本だった。

子育て期、近所にこの本が大好きな女の子がいて、何度か見せてもらったことはあったのだが、今回はⅠからⅧを図書館で借りて初めて楽しんだ。全ての本を部屋に並べて、一冊開いては行ったり来たり、そしてまた一冊・・・という具合。小さな発見に驚いた旅だったー。。。迷うために旅に出る・・・そうなんだー。



画像は、2012.9.神奈川県にて、
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by yuhu811 | 2013-09-13 18:53