たゆたふままに

「星の王子さま」    アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

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初めてこれを読んだとき、理屈っぽくてまどろっこしくて面白くないなーと途中で本を閉じてしまった。それからしばらくして英語の授業でこの本が取り上げられた。英語は大の苦手なのでこの本も大の苦手になった。いや、もしかすると大嫌いな英語の授業に使われた方が先だったかもしれない。いずれにせよ世の人々がいいねーというのが分からなかった。十代の頃。

それが五十の半ばを過ぎころ、ちょっとしたきっかけがありどれどれと読んでみた。すると目からうろこがぽろぽろ落ちた。児童文学に分類されているけれど、これは大人の本だった。薔薇の咲く頃また読もーと、今年再びの読書。ぽろぽろはさらに増し、親友であるレオン・ウェルトに小さな笑う鈴をプレゼントしたんだーということがようやく分かったよ。。。。ボクがこの世からいなくなっても、一緒に過ごした素晴らしい時や共に喜んだことを忘れずにいてほしい。ボクは星になって笑っているんだから、キミも一緒に笑ってほしいって、そう伝えたかったから「捧ぐ」と記してあるんだって。。。。




画像は、2013.5.東京都にて
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by yuhu811 | 2013-05-12 15:26