たゆたふままに

「星の王子さま」    アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

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初めてこれを読んだとき、理屈っぽくてまどろっこしくて面白くないなーと途中で本を閉じてしまった。それからしばらくして英語の授業でこの本が取り上げられた。英語は大の苦手なのでこの本も大の苦手になった。いや、もしかすると大嫌いな英語の授業に使われた方が先だったかもしれない。いずれにせよ世の人々がいいねーというのが分からなかった。十代の頃。

それが五十の半ばを過ぎころ、ちょっとしたきっかけがありどれどれと読んでみた。すると目からうろこがぽろぽろ落ちた。児童文学に分類されているけれど、これは大人の本だった。薔薇の咲く頃また読もーと、今年再びの読書。ぽろぽろはさらに増し、親友であるレオン・ウェルトに小さな笑う鈴をプレゼントしたんだーということがようやく分かったよ。。。。ボクがこの世からいなくなっても、一緒に過ごした素晴らしい時や共に喜んだことを忘れずにいてほしい。ボクは星になって笑っているんだから、キミも一緒に笑ってほしいって、そう伝えたかったから「捧ぐ」と記してあるんだって。。。。




画像は、2013.5.東京都にて
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by yuhu811 | 2013-05-12 15:26 | Comments(4)
Commented by nroi at 2013-05-12 17:41 x
読んだけどあまり記憶になかった。
星になって笑っていたいから
もう一度読んでみよう。
これは、友と意見が合致した。読んだ本の数だけ心が深くなっているたーさんのブログは楽しみなのだ。
Commented by yuhu811 at 2013-05-13 16:33
noriさん、ありがとう~、ぜひ読んでみてください♪
その時の心のありようで感じることがこんなに違うとは。。。
思うことは千差万別なのでしょうけれど、
今回の発見に、サン=テグジュペリの深ーい愛を感じました。
星になったら笑っていたいし、遺して行った大切な人には笑っていてほしいです^^
Commented by ふーこ at 2013-05-14 19:10 x
こんばんは♪
今日の暑さはびっくりでしたね! たーさんのお庭も鮮やかなキスゲが咲いて夏模様ですね。  キスゲのお花があるなんていいな~~♪ 
星の王子様。 私もこの本は何回か手に取ってみましたがよくわからずそれでも ず~~っと気になりつつ読まずにいました。
昨年だったかな~~。 箱根に 「星の王子様ミュージアム」があって初めて行ってみました。  作者の生い立ちやビデオなど見ているうちに これは哲学だ~~~と思いました♪
感動したのを覚えています。 鈴のお話と親友のお話は記憶にないので読んでみます~~。  昨年帰ってきてすぐ読もうと思っていたのですがすっかり忘れていました~~。 思い出させていただいてありがとうございました♪
小川洋子さんの「ことり」も 興味あります♪ 図書館でリクエストしてみます♪
Commented by yuhu811 at 2013-05-16 10:37
ふーこさん、こんにちは、
本当に先日の暑さは堪えました。。。あぁ、もう真夏か。。。と、
真夏は外出を控えようと思ってて、あぁ。。。もうですか?と思ったのでした(笑)

箱根の「星の王子さまミュージアム」には行ったことないのですが、
作者の生い立ちなど紹介しているんですね。
星の王子さまは新訳でいろいろ本が出ています。
新訳本で、うろこぽろぽろでした。
文章はほとんど変わっていないと思いますが、
機会がありましたら、そちらの本もぜひ読んでみてください。
各種新訳本も図書館にあるはずです。
ことりさんとご一緒に~♪