たゆたふままに

「流れる星は生きている」     藤原てい

a0021110_10134893.jpg

あるとき美術の先生が「私は大陸生まれでね・・・」と話してくれたことがあった。大陸とは中国大陸のことで、主にそこでの生活を懐かしく話してくれた。けれど、そこから日本に返ってくる過程については聞いたことがなかった。もう40年も前のこと。。。
さて、本のこと。。。。話は、昭和20年8月9日のソ連参戦直後から始まる。著者が暮らしていた満州新京から、故郷諏訪に帰り着くまでの記録である。その脱出は1年以上にも及ぶ壮絶なものである。3人の幼い子供を連れて決して命をあきらめずに生き抜いた姿に揺さぶられる。涙なしでは読めない、戦後、空前の大ベストセラーになった本。




画像は2013.1.24.都内にて
[PR]
by yuhu811 | 2013-03-04 13:12