たゆたふままに

「哲夫の春休み」

連日暑くなってきた。もう、夏の花が咲いているもの…夏なのだ。けど、春に読んだ「哲夫の春休み」という本の話。。。。
哲夫といえば知人のダーリンが同じ名で、哲夫がね~♪、とか哲夫がさー!などとよーく聴いていたものだから、どうしてもその顔が浮かんでしまう。それが私にとっては物語に入り込むのに大難関だったのだが、始まりの舞台がさいたま市だったので無事旅に出ることができた。この本に登場する哲夫は、春に小学校を卒業して4月から中学生になるという少年だ。その少年が、父の故郷である信州に一人旅をすることになる。人と出会い、人が心の奥底に抱えていたものをのり越えていく姿に出合う。いくつかの詩と昔話を織り込みながらのストーリに心惹かれた。最後のほうに語られる、ひとは何故、そしてどのように生きるのか、という沖見おばあさんの言葉を覚えておきたい。
著者の斎藤敦夫さんは、ガンバの冒険シリーズを書いた方だ。そのシリーズは、娘たちが小さな頃に何度も読んだ本で、今も本棚に並んでいる。こういう本も書いていらしたとは…知らなかった。ホーフマンスタールの早春という詩が素敵です。

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すっかり季節外れになった画像ですが、本のタイトルが春なので・・・(;^_^A

2012.4.8.市内にて
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by yuhu811 | 2012-06-05 17:08 | Comments(0)