たゆたふままに

「ハチはなぜ大量死したのか」

知人から蜂蜜をいただいた。仕事の研修でパリに行ったとかで…そのお土産だという。おいしかったー、さらりとしていてかろやかな味だった。この蜜を集めたのはセイヨウミツバチなんだろうな・・・と、「ハチはなぜ大量死したのか」という本のことを思い出しながら味わった。現在養蜂に使われているハチは、イタリア原産で比較的おとなしい性質のハチたちの子孫なのだそうだ。その養蜂場からあるとき忽然とハチが消えた!というニュースがだいぶ前に流れたことがある。それが気になり買っておいた本だった。しばらく積読状態だったが、読みだしてみるとどんどん引き込まれた。容疑者を追及していくように原因を探していく。ミステリータッチで描かれているので読みやすい。ハチの習性や暮らしにも詳しく触れていて、とても興味深い。メスとして生まれたハチが働き蜂となるときに起こる神秘には驚きだし、その生き方の潔さに感動する。集団が一つの生き物であるということなど、読後、いろいろと考えさせられた。なので、いただいた蜂蜜を眺めながら、行ったこともないパリの空を思い、ハチたちの生い立ちなども考えてしまったのだけれど…蜂蜜は、とてもおいしかった。ご馳走様でした、ハチたちよ、である。。。。ローワン・ジェイコブセン著。

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画像は、都内にて、2012.1.18.
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by yuhu811 | 2012-06-01 17:00