たゆたふままに

「リヴァトン館」

老人介護施設で暮らす98歳をむかえたグレイス・リーブスという女性が、長年心の奥底に隠し持ってきた大きな秘密を、ついに物語るというお話。ケイト・モートン著。貴族社会が崩壊を始めるころ、グレイスがメイドとして仕えていたのが本のタイトルになっている「リヴァトン館」だ。登場人物、話の展開など面白い。また、98歳のグレイスが感じるであろう思うようにならなくなった身体と心の描写に、ああ・・・そうなんだろうなぁと現在介護されている人のことを重ねてみたり、価値観が変わる時代を舞台にしているので、どういうことが起きるのだろうとか・・・物語から離れて考えることも多い。誰にでもきっと、心に刺さった棘があると思うけれど、それが大きければ大きいほど、グレイスのようにいずれ最期を迎える頃に浮かび上がってくるのかもしれない。
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家のいるときは本を読んでいる、遅読だが読んでいる、読んでばかりいると体に悪いのでたまには家事もしている。もしかしたら、活字依存症?いやいや活字を見ていなくても気分が悪くなることはないので大丈夫。。。たぶん。。。
画像は2011.2.5.都内にて。。。。
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by yuhu811 | 2012-01-17 16:41