たゆたふままに

「西の魔女は死んだ」

だいぶ前のことだけどTVで「西の魔女が死んだ」が放映されるのを見つけて録画した。友人が好い映画だよって云ってたのを思い出したからだ。ほんとだぁ、いいね、そこで原作も読もようと思っていたのに雑事に追われ、すっかり忘れて数ヶ月経った。
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数ヶ月経ったあるときに、宮嶋康彦さんのサイトで「おおきくなったら」プロジェクトを目にした。そのとき、被災して9日ぶりに救助された少年が「芸術家になる」とはっきり答えたニュースを思い出し、「おおきくなったら」って力になるのかもと考えた。そして大人になった我が子等が、幼い頃に言っていたことを思い出した。ひとりはウサギに、ひとりはスズメに、なりたいと。。。ある人に訊かれて答えたことなのだが、まだこの夢は叶わない。力になっているかどうかは定かではない。
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そうこうしているうちに、新聞に「渡りの足跡」が紹介されていて、面白そうなので読んだ。何故スズメになりたかったのか、ヒヨドリだっていいじゃない?シジュウカラだって、カモだって、単に鳥だっていいのにな、渡り鳥という分類もあるし、ところでスズメは渡るのかしら?などと考えていたから。「渡りの足跡」にはスズメのことは書かれていなかったけど、「渡りの足跡」を書いた梨木香歩さんは「西の魔女が死んだ」を書いた作家さんだった。で、そうだあの本を読もうと思ったんだっけ~と思い出してようやく読んだ「西の魔女が死んだ」。
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話は、少女が母親の元を離れて祖母と豊かで丁寧な且つ愛情溢れる日々を重ねていくうちに大きく成長していくというものである。映画がとても忠実に描かれていたので、映像の追体験のようであった。そこで「死ぬとどうなるの?」という問いかけがあるのだけれど、こうだったらいいのにな、に似ていたのでちょっと嬉しかったな。やっぱりね、猫のすずだってきっと自由になって飛び回っているに違いない、と空を見上げたりした。
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しかし現実は、そんなふうに考えられる場面ばかりのはずはなく。それは分かっているけれど、せめて子供たちには。。。。。(大人にだって)物語が必要なときはいつかあると思う。

画像は4月4日上野にて、
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by yuhu811 | 2011-04-21 14:46 | Comments(0)