たゆたふままに

猫を抱いて象と泳ぐ

小川洋子さんの「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んだ。まずはずいぶん変わってるタイトルだなぁ。。。どういうことなんだろう?という感想。読む前に「博士の愛した数式」を書いた人、というのを知り、そーなんだー。。。と。「博士の・・・」は何年か前に映画を見たのが初めてで、それが宝石のように素晴らしく感じられ、友人に原作本を譲ってもらったことがあった。が、作家名は全く覚えておらず、今頃そーなんだーと本棚を見直す。
a0021110_1610323.jpg

「猫を抱いて・・・」はある少年がチェスと出会い、チェスの名手リトル・アリョーヒンとして生涯を終えるまでの物語だ。「博士の・・・」でも思ったけど、チェスや数式という、ある約束事の中を漂いながら沈んだり上ったり進んだり止まったり受け止めたりしているうちに、想像もしなかった世界が見えてくる、というようなお話。そしてそれがなんとも美しい。また、登場人物それぞれがとても魅力的だった。最後は伝記のような終わり方。小川ワールドなるものがあるとすれば、かなり好きかも。
で、タイトルは読み進むうちに、納得。猫も象も溺れなかったε=Σ( ̄ )ホッ

画像は3月末、都内船堀辺りにて。。。
[PR]
by yuhu811 | 2010-04-28 16:27 | Comments(8)
Commented by kazu at 2010-04-28 23:46 x
同じく小川洋子さんと聞いても全然判りませんでした。(^^ゞ
なるほど~と読んでみたくなりましたよ。
写真は浜辺ですか?
何が転がってるうだろう?
Commented by fukopiano at 2010-04-29 00:04
たーさん 「猫を抱いて・・・」 は 読みましたよ!
お友達が面白いからと薦めてくれて。

面白くてどんどん読めてしまって何か胸がキューンとしてしまいました。
主人公が可愛そうに思ったのかな~・・・判らないのだけれども。

そのことをお友達に言ったら でも本人は幸せなのかも~・・・と。

確かに登場人物も皆印象深くて心に残る作品ですね♪ 

たーさんも読まれたとの記事を拝見してビックリしました~。
これまた嬉しかったです~♪
Commented by yuhu811 at 2010-04-29 17:07
kazuさん、ぜひぜひお読み下さいませませ♪

写真は荒川です。
川べりが干潟のようになってまして海鳥が何かをついばんでおりました。
なので、白い点々は鳥なり~、ちょっと小さくて分かりませんね(^^ゞ
Commented by yuhu811 at 2010-04-29 17:27
ふーこさん、博士のご本をくださった方~、その節はありがとう~^^

すでに読まれたのですね!
昨年からタイトルだけは気になって、手帳に何度もメモしてあって(笑)
最近またどこかで見て、ようやく読んでみたんです。

胸(*ё_ё*)きゅん・・ですね、うんうん、最後は私も涙が出ました。
可哀想というより、幸せな最期を迎えたのね。。。と思いました。

確かに最後の手紙と行き違いにはなるのだけれど。。。
でも、幸福な思いのまま、夢の中を漂うように召されたのだと思います。
それも一番相応しい場所で。。。

控えめでしたが深い愛情を注がれて育ったのだということもよく分かり
私も、彼は幸せだったと思います。
Commented by のりか at 2010-04-30 20:17 x
「博士の愛した数式」の映画はわたしも観ました~独特のストーリーでしたね。
なのに、わたしも作家さんのお名前は・・・恥ずかしながら覚えていませんでした(>_<)。
他にも小川洋子さんの映画化された作品はあるのでしょうかね?
わたしが調べた限り、観たことのある映画はありませんでした。
いつも興味深い情報をありがとうございます。
ご紹介の本は是非読んでみたいです。

たーさんのブックレビューwithフォト、いいなぁ。
燻し銀のよな干潟に白い鳥の群れですか、しびれます~(~o~)。
Commented by yuhu811 at 2010-05-01 19:26
のりかさん、こんにちは。
博士の・・・そうですね、独特のストーリーでした。
猫を抱いて・・・も、かなりかなり独創的でしたよ~

後で知ったことですが、作者はチェスをしないそうですが
詳細なチェスの描写をしているのですぅ。。。やっぱ何か下りてくるのかしらん?
ぜひぜひ、読んでみてくださいね~

燻し銀の干潟!おぉーそうですね、そんなカンジでしたぁ。
ありがとうございます。
Commented by ねじっこ at 2011-06-25 19:47 x
はじめまして、こんばんは。
aopuさんのところからお伺いしました。
どの記事にコメントしようかしら?とさんざん悩んで、この記事にしています。

この作品、わたしも大好きなのです。
小川洋子さんの、特にファンということもないのですが、静かで美しい世界には魅せられました。
ちょっと「吉田篤弘さん」の描くものに似ていますよね。
突然のコメントで失礼しました。
またお邪魔します。
それから、わたしも猫の飼い主です。多頭飼いですが。
Commented by yuhu811 at 2011-06-26 13:48
ねじっこさん、お越しいただき、コメント、ありがとうございます。

「猫を抱いて・・・」は猫の親としては気になるタイトルでした^^
本を開くと、なんとも魅力的な世界が広がっていましたね~
「吉田篤弘さん」ですか!私にとってはまたもや新情報!φ(.. )

物語本をよく読むようになったのは、ここ数年のことなので
知らない作家さんばかりなんですよ~
いろいろ情報もいただいて世界が広がっていくようで、ありがとうございます。

猫ちゃん、飼われているんですね~♪
我が家のちょうにゃんは、あまったれでお喋りでびびり猫、名を福太郎と申します。
たまぁに登場します(=^・ェ・^=))ノ彡☆