たゆたふままに

夕涼み

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暑中お見舞い申し上げます、横浜大桟橋にて。。。。
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# by yuhu811 | 2017-07-25 17:26 | Comments(4)

「罪の声」     塩田武士

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小説現代の電子版に、2015.10~2016.1月号まで連載された「最果ての碑」を大幅に加筆修正したもの。

物語は「テーラー曽根」の主人、曽根俊也が、ある日父親の遺品の中から黒い手帳とテープを見つけるところから始まる。テープの声を聴くと、それは31年前の自分の声だった。一方、新聞社に勤める阿久津は「昭和の未解決事件」を取り上げる企画を任された。その二人が「ギン萬事件」という未解決事件を軸に、テープの声と手帳のメモの謎に迫っていくというもの。物語りの中の「ギン萬事件」とは「グリコ森永事件」そのもので、フィクションではあるけれど、どこかでこれに似た物語があったかもしれないと思わせる内容だ。これを読んで、「グリコ森永事件」のニュースで流された、テープの幼い声を思い出した。犯罪に利用された子供が、その後の人生に与えられたものの大きさに胸が締め付けられる思いがする。




画像は、2017.5.9.さいたま市にて、カクタス咲く


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# by yuhu811 | 2017-06-01 09:25 | Comments(2)

「上野時空遊行ー歴史をひもとき今を楽しむー」     浦井正明

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上野近辺を続けて何度か散策した。古地図などを見たりしているうちに今頃になって気づいたことがある。「台東区の歌」は小学校から中学校まで歌っていたので今でもなんとか歌えるのだが、その歌詞に見え隠れする歴史をまったく知らないということだ。現在は台東区に住んではいないけれど、「お山」と呼んでいた上野のことを知りたいと思った。その過去に驚きがいっぱいなのである。なぜ野口英世像は国立科学博物館の前に建っているのか、とか、懐かしの博物館動物館駅の重厚な雰囲気の理由、とか、、、。そしてなによりも、天海僧正の夢・上野戦争の前後については、興味深くまた胸が熱くなる。いくつもの人々の過去や台地に刻まれた記憶に思いを馳せて、また歩いてみたい。

画像は、2017.4.8.谷中にて、この日は天王寺のしだれ桜がきれいだったー!けど機を逸したので猫ちゃんです。
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# by yuhu811 | 2017-05-26 10:25 | Comments(0)